大阪公立学校の強制がおかしい

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 ありのままの容姿を受け入れずに、強制的に変えさせようとする硬直的な指導方法は問題があります。

 髪染めが不良のステイタスである点を考慮しても、それだけで退学や不登校に追い込むのは理不尽であり、学校側の指導力の欠如と言わざるを得ません。

 さらには冤罪で不良扱いされた生徒は傷つくことになりますし、この問題にはもっと根が深い物があると私は思います。

 

 黒人を洗ったら白人に変わったというCMが人種差別であると批判を浴びて放映中止に追い込まれる今の時代、黒髪至上主義は人種差別と取られかねないと考えます。

 黒髪を強要するということは遺伝子の個人差も認めないという側面があるのではないでしょうか。

 すでに海外のマスコミも注目しているようです。

Japanese girl says school forced her to dye hair black, sues government: media | Reuters

 

 私は黒髪が好きで不良やグローバルは大嫌いなのですが、私立ならともかく公立校でこのような指導が行われるのは反対です。

 

 

日本国憲法

第十四条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。

 

 日本国憲法には容姿という概念が明記されていないので、ここは改正したほうがいいかもしれません。